屋根工事
自宅外観
2.5寸勾配というゆるい勾配のため、屋根はガルバリウム鋼板の縦桟葺きにいたしました。屋根加重も数ある屋根材の中で非常に軽くできます。
ルーフィングはゴムアス1ミリと24キロルーフィングの2重張りです。
屋根の通気は大事ですよ。
野地伏せです。躯体強度は本体で十分出るので、杉の5分板
(15ミリ)を使いました。
それでも一応、釘はツーバイ用の50ミリ、グリーン(太め釘)
を使用。
隠居の屋根です。
隠居の屋根です。
構造用合板の使用メリットはもちろん屋根の剛性アップ・作業効率のアップですが、通気はよくありません。
無垢板の場合、剛性は出ませんが、乾燥後に出来る隙間により屋根材直下(ルーフィングと野地)の通気が十分確保されます。
これにより蒸れが無くなり屋根の寿命が飛躍的に延びます。
通気の穴です。
紫色の方がゴムアスルーフィングで緑の方が通常の24k
アスファルトルーフィングです。
45×45の縦桟も外部用塗料を塗ります。
ルーフィングに穴を開けないと意味ないですね。
棟換気の役物です。
室内側より見た登り梁の通気穴です。
東側の下屋と隠居の屋根は本棟の壁面に取り合うようになります。
以前はこの部分の換気は無視されていましたが、本来ここにも換気口をつけないといけませんよね。いままでは無かったのですが、昨年メーカーより役物が発売され、それが今回使用できました。
東側の下屋に1800×900・@5ミリのガラスを明り取りで
設置いたしました。これ1つで大変明るいです。
縦桟葺きの屋根で、桟とドブ(通称)の色違いは珍しいそうです。